Do You Know "Real" Copywriters?
コピーライターという職業を、あなたはたぶんご存じでしょう。
しかし、実際に広告業界を経験した人を除き、
その仕事内容について正確に知っていた方に、
私は出会ったことがありません。
ここでは、コピーライターになりたいと少しでも思っている皆様を中心に、
現役コピーライターの私が広告制作のあれこれを話していきます。
※なお、このコーナーでは、よくあるCM裏話のような話題を取り上げることはほとんどありません。
そういった内容を期待してここへ来た方には、恐縮ですが退室をおすすめします。
こうしたコーナーを作ろうと考えたきっかけ。それはある日、気まぐれに検索エンジンに“コピーライター”と打ち込んだことから始まります。
「コピーライターとは何ぞや?」がわかるサイトがザクザク出てくるかと思いきや、
タイトルを見ただけでもほぼ皆無とわかりました(近頃は少し増えてきましたが)。
それでも、試しにあるHPをのぞいてみると、そこにあったのは、
とてもお手軽そうに仕事をしている、おそらく広告代理店所属のコピーライターの姿でした。
そして、2つのことに気がつきました。
ひとつは、自分がコピーライターとして、とても険しい道を歩んできていたこと。
もうひとつは、そうした立場のコピーライターからの仕事指南が、
ウェブ上はもちろん出版物でもほぼ存在しないということ。
私もこれまで、広告に関するいろいろな本を読んできました。
しかしその著者は仲畑貴志氏など既にある程度の地位を得たフリー、または
代理店勤務に限定されます(それもほぼ電通のみ)。
最低でも、この賞を獲れば一流とされる『東京コピーライターズクラブ新人賞』を受賞済みです。
実際のコピーライターには、そんなバラ色の道を進んでいる人より、
私のようにイバラの道をとぼとぼ歩いている人のほうが多いはずです。
・・・夢を見るだけなら誰でもできます。
夢をかなえたいなら、現実を知る必要があります。
だいじょうぶ。現実は辛いだけでなく、甘味やうま味もあるんですから(隠し味程度ですけど)。
●広告は花だと思います
●あなたは本当に、コピーライターになりたいんですか?
●コピーライターなんて、誰でもなれる!
●どうやったら、コピーライターになれる?
●コピーライターを続けていくには●コピーライターにとっての幸&不幸
●これでいいのか!? 広告業界
●「これでいいのか!?」特別編 CM賞レポート!2000.4.1 update
●番外編 ホントにあったこんな話2008.2.6 update
●番外編2 宣伝会議賞07一次審査落選?作2008.2.6 update
●番外編3 ホントにあったこんな公募2019.12.9 update
・・・ここのコンテンツもだいぶ時代に合わない感じになってきましたが。あんまり改訂する気力もないので放っておくつもりです。もしも気が向いたら手直しするかもしれません。
なお、このようなことを述べる以上、
私のコピーライターとしての経歴を明らかにしておく必要があるかと思います。
以下に簡単に記しておきます。職歴
1989年、20歳で広告制作プロダクションに入社。
以降いくつかのプロダクションにコピーライターとして勤務し、現在フリー。
現在の仕事の状況はブログで。取引先代理店
博報堂、電通、アサツーディ・ケイ、東急エージェンシー、日本経済社など過去の主な仕事
某航空会社 新路線開設告知(国際線・国内線)キャンペーン/海外ツアーキャンペーン/新サービス告知広告
AV機器メーカーS シリーズ商品ラインアップ広告/新製品ネーミング
総合電機メーカーM エアコン愛称ネーミング+年間キャンペーン/企業広告
石油元売り会社S イベントポスター+パンフレット
M百貨店 各種催事広告
TQ百貨店 バーゲン広告/各種催事広告/名店街ラジオCM
TB百貨店 催事広告
電機・コンピュータメーカーF 各種ソフトウェア広告/製品アフターケア広告
T製薬 健康食品新発売キャンペーン
他、予備校の新入生募集/講習生募集/新規開校キャンペーン、住宅会社のシリーズ広告などを担当。受賞歴
地方ラジオCMコンクール 大賞・優秀賞など
ACC 地域ラジオCM部門秀作賞