サッカー界高額納税者05

 
 

※名前の後の数字が推定年収、カッコ内は納税額。資料は2005年5月17日付日刊スポーツ紙を中心に同日付一般紙・スポーツ紙を数紙参照。
 いずれのデータも納税額1,000万以上=年収約3,400万以上のみ公表。
 ただしこの条件に当てはまる場合でも、知名度など各紙の判断により掲載されていない可能性あり。
 なお、このデータは2004年1月〜12月の収入によるので、所属は04年のチームで表示
 

三都主アレサンドロ(清水→浦和) 1億4、900万(5、256万)前年より5、000万↑
楢崎正剛(名古屋) 1億0、100万(3、487万)前年より200万↑
名波浩(磐田) 8、700万(2、981万)前年より100万↑
岡田武史(横浜M監督) 8、300万(2、806万)前年より1、400万↑
服部年宏(磐田) 8、100万(2、742万)前年より100万未満↑
福西崇史(磐田) 7、800万(2、642万)前年より700万↑
藤田俊哉(ユトレヒト〈オランダ〉磐田) 7、800万(2、619万)前年3、400万以下
田中誠(磐田) 7、500万(2、517万)前年より1、600万↑
森岡隆三(清水) 7、100万(2、357万)前年より900万↑
中山雅史(磐田) 6、900万(2、280万)前年より200万↓
田中達也(浦和) 6、700万(2、240万)前年3、400万以下
森島寛晃(C大阪) 6、700万(2、218万)前年より800万↓
中村俊輔(レッジーナ〈セリエA〉) 6、600万(2、168万)前年より800万↑
松田直樹(横浜M) 6、100万(1、995万)前年より1、200万↓
小笠原満男(鹿島) 6、000万(1、962万)前年より500万↑
鈴木秀人(磐田) 5、700万(1、855万)前年より200万↓
久保竜彦(横浜M) 5、500万(1、784万)前年より200万↑
中沢佑二(横浜M) 5、500万(1、780万)前年より1、600万↑
大岩剛(鹿島) 5、200万(1、678万)前年3、400万以下
田中マルクス闘莉王(水戸→浦和) 5、100万(1、647万)前年3、400万以下
奥大介(横浜M) 4、900万(1、556万)前年より800万↓
西沢明訓(C大阪) 4、900万(1、545万)前年より1、000万↑
坪井慶介(浦和) 4、800万(1、526万)前年3、400万以下
本山雅志(鹿島) 4、700万(1、497万)前年より500万↑
宮本恒靖(G大阪) 4、500万(1、404万)前年3、400万以下
中田浩二(鹿島→マルセイユ〈フランス〉 4、400万(1、390万)前年より2、800万↓
中西永輔(市原→横浜M) 4、400万(1、385万)前年より200万↓
曽ケ端準(鹿島) 4、200万(1、283万)前年より400万↑
西野朗(G大阪監督) 3、700万(1、097万)前年3、400万以下
 

去年のリストから名前が消えたのは明神(柏)、波戸(柏)、名良橋(鹿島)、伊東(清水)、市川(清水)、柳沢(サンプドリア→メッシーナ)、西(磐田)。その他有名どころで名前がないのはカズ(神戸)、秋田(鹿島→名古屋)、遠藤(G大阪)。この中で柳沢と遠藤を除くと、00〜04年にかけてA代表から脱落していった選手ばかり。上にも書いたように、納税額1、000万以上でも新聞社の判断で名前が出ない場合もあり。「もう過去の選手だしなぁ」と思われちまったか? 1年海外にいた柳沢はわかるけれど、遠藤の名前がないのもちょっと不思議です。
目立つのは岡田監督を除く選手トップ10のうち6人を占めるジュビロの面々と、03前後期優勝+04も優勝なのにこれ?って感じのマリノス、それに初登場したレッズの3人。ジュビロとマリノスは頭打ちっぽいけれど、この3チームがそのままJリーグの金持ちベスト3と言えるかと。
なお、高額納税者公表制度そのものが来年からなくなる可能性が高いので、このデータも今年が最後となりそうです。
 



 

追加データ
 

●海外日本人サッカー選手の04推定年俸上位5人 ※所属は04年1月〜05年8月にかけての全チームを表示

中田英寿(ボローニャ→フィオレンティーナ〈以上セリエA〉→ボルトン〈イングランド〉) 11億 ※選手年俸以外の広告契約料、グッズ収入、執行役員を務める東ハトの役員報酬なども含む総年収
小野伸二(フェイエノールト〈オランダ〉) 2億
中村俊輔(レッジーナ〈セリエA〉セルティック〈スコットランド〉) 1億3、000万 ※05年セルティックとの契約額
稲本潤一(フルハム→ウェストブロムウィッチ〈以上イングランド〉→カーディフ〈イングランド2部〉→ウェストブロムウィッチ) 7、000万
高原直泰(ハンブルガーSV〈ドイツ〉) 6、000万

このデータはコンビニのampmに置いてあるフリーペーパー『spopre』8月発行号より引用。中田の額はインテルミラノ(セリエA)に移籍したルイス・フィーゴの04年レアルマドリード(スペイン)在籍時の年収、11億1、350万円に次ぎ世界の現役サッカー選手第11位。しかしイチローの04年俸13億7、800万よりは下になる。
ついでに現役サッカー選手のうち04世界最高年収デイビッド・ベッカムの収入内訳も書いてある。それによると総収入35億7、800万円のうち基本給8億3、900万+出場給1、400万=レアルマドリードからの年俸が8億5、300万、広告契約料がその2倍弱の15億2、200万(うち4億が日本企業との契約)。さらに自伝の印税なんてのも3億9、000万もあるそーな。そーか、やっぱり本業以外で稼ぐのが高収入への早道なのか?
もういっちょ、こんな興味深いデータも『spopre』は載せてくれている。
 

●国内スポーツ選手ジャンル別「生涯平均収入」トップ5

競艇選手     5億
オートレース選手 4億
競輪選手     3億1、000万
プロ野球選手   2億9、000万
競馬騎手     2億8、000万

どうやってこの額を割り出したのかわからないが(国内スポーツ選手04最高額の佐々木主浩〈横浜ベイスターズ〉の推定年収は6億4、600万、プロ野球選手の生涯年収の2倍以上を1年で稼いでることになるが?)、プロ野球を除くとすべて公営ギャンブルの選手。これらスポーツには年収数千万の選手が多く、しかも選手生命が比較的長いんだそーな。
だったらやっぱり、もっとサッカー選手の年俸、高くていいはずだよなぁ・・・
 

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