いくら?で振り返る2002

 
 

今季のJリーグといえば、ジュビロの前後期完全優勝、コンサドーレがリーグ初のJ2再降格、サンフレッチェがステージ優勝経験チームでは初めてのJ2降格なんてとこが話題のメインでしょう。
その他、通なところとしては、J1復帰初年度のサンガの大躍進、アントラーズに代わって優勝争いをしたガンバ、シーズン当初を盛り上げたベガルタ、後期途中は1位にもなったレッズ。個人的にはレイソルの不調も気になったところです。
ちょっと順位を見てみましょうか。


●J1年間順位
 
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
13位
14位
15位
16位
 
磐田
横浜M
G大阪
鹿島
京都
名古屋
市原
清水
FC
東京
東京V
浦和
仙台
神戸
広島
札幌
勝点
71
55
54
53
46
45
41
41
39
37
35
32
32
31
26
15
得失差
+42
+17
+27
+7
+2
+8
-4
-10
-3
-2
+3
-10
-17
-11
-15
-34

どうしてもジュビロの圧倒的な強さが目立ってしまいますが。2〜4位は勝点が1しか違わず、力が拮抗していたといえるでしょう。
それにしてもコンサドーレ、離されちゃってまぁ・・・。
 

●J1前期順位
 
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
13位
14位
15位
16位
 
磐田
横浜M
名古屋
G大阪
鹿島
京都
清水
市原
仙台
FC
東京
浦和
東京V
神戸
広島
札幌
勝点
36
33
29
27
27
24
24
23
20
17
14
13
12
11
10
6
得失差
+22
+17
+10
+16
+3
+8
-2
-1
-4
-4
-3
-9
-10
-11
-12
-20

あれ? スタートダッシュのよかったベガルタを除いて、年間順位とあんまり変わらない。
 

●J1後期順位
 
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
13位
14位
15位
16位
 
磐田
G大阪
鹿島
東京V
FC
東京
横浜M
京都
浦和
神戸
市原
清水
名古屋
広島
仙台
札幌
勝点
35
27
26
24
22
22
22
21
21
19
18
17
16
16
12
9
得失差
+20
+11
+4
+7
+1
±0
-6
+6
+1
-1
-3
-8
-2
-3
-13
-14

こっちはけっこう違います。前期不調だったヴェルディが優勝争いに加わってるし、尻に火がついたレイソルヴィッセルがちょっとがんばってるし。
前期の結果を見て選手補強したり、修正を加えてくるわけですね。そのあおりを食ったのがグランパス、と。
 
 

では、こんな結果になった原因を探ってみましょうか。とはいっても、誰の活躍のおかげか?なんてことはやりません。
そう。やっぱり“カネ”で振り返っちゃいます。利用するデータはシーズン当初の選手年俸。特にジュビロガンバコンサドーレサンフレッチェ、さらにサンガレイソルの計6チームに焦点を当てます。


■全ポジション
 
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
13位
14位
15位
16位
全選手総額
横浜M
磐田
鹿島
G大阪
清水
名古屋
東京V
神戸
市原
京都
FC
東京
浦和
仙台
札幌
広島
日本人平均額
鹿島
磐田
清水
神戸
横浜M
G大阪
名古屋
京都
東京V
FC
東京
市原
仙台
札幌
広島
浦和
外国人依存率
東京V
市原
名古屋
G大阪
京都
横浜M
FC
東京
浦和
札幌
神戸
仙台
磐田
鹿島
清水
広島

ね、レイソルに目をつけたわけがわかるでしょう。これだったら優勝争いしてもおかしくないはず。
でもね、全選手総額の下位2チームが揃って降格なんて結果も、哀しいと思うんですよ、これ。
 

■GK
 
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
13位
14位
15位
16位
総額
名古屋
清水
鹿島
広島
G大阪
横浜M
札幌
京都
FC
東京
東京V
市原
浦和
仙台
神戸
磐田*
平均額
名古屋
清水
鹿島
広島
G大阪
京都
横浜M
札幌
東京V
FC
東京
市原
浦和
仙台
神戸
磐田*
*磐田はヴァンズワム(現在Jリーグただひとりの外国人GK)を計算に入れた場合、総額では京都を上回り9位に、平均額では東京Vを上回り10位になる。

なーんかあんまり関係ないな。ジュビロも、今季はヴァンズワムほとんど出てないし。
 

■FW
 
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
13位
14位
15位
16位
全選手総額
東京V
磐田
市原
名古屋
鹿島
横浜M
神戸
G大阪
浦和
清水
札幌
仙台
FC
東京
京都
広島
日本人総額
磐田
鹿島
神戸
横浜M
札幌
広島
G大阪
清水
浦和
市原
仙台
京都
FC
東京
名古屋
東京V
日本人平均額
鹿島
磐田
神戸
G大阪
清水
名古屋
横浜M
京都
浦和
広島
仙台
FC
東京
札幌
市原
東京V
外国人依存率
東京V
名古屋
市原
浦和
G大阪
FC
東京
横浜M
仙台
清水
京都
札幌
磐田
鹿島 神戸 広島
(外国人選手不在)

ジュビロの日本人FWの強さ、サンフレッチェのFWの弱さ(というより若さ)が目立つ。それにサンガの安さも。
意外にもコンサドーレの日本人FW総額が高い。だが平均額は低く、人数は豊富だが若手が多かったことがわかる。
不思議なのはガンバレイソル。各項目の順位がとても似ている。
それにしてもヴェルディ、笑わせてくれるわ。
 

■DF
 
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
13位
14位
15位
16位
全選手総額
横浜M
鹿島
G大阪
清水
神戸
京都
磐田
浦和
市原
仙台
名古屋
FC
東京
東京V
札幌
広島
日本人総額
G大阪
鹿島
横浜M
磐田
清水
神戸
浦和
名古屋
仙台
東京V
FC
東京
京都
市原
広島
札幌
日本人平均額
鹿島
磐田
G大阪
清水
神戸
横浜M
仙台
京都
名古屋
FC
東京
東京V
市原
浦和
広島
札幌
外国人依存率
京都
横浜M
市原
鹿島
札幌
神戸
FC
東京
清水
広島
仙台
浦和  東京V 磐田 名古屋 G大阪
(外国人選手不在)

うわ、下位をほとんどサンフレッチェコンサドーレがふたり占めだわ。
外国人依存率でコンサドーレが5位? ガンバレイソルの順位もやはり似ている。この辺になんか秘密がありそうな。
サンガが項目トップをとっているのはここだけだけど、これはあまり意味がない。7,500万の年俸で入団したDFゼリッチは、シーズン途中で移籍している(しかも移籍先のレッズでもほとんど出場していない)。
 

■MF
 
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
13位
14位
15位
16位
全選手総額
磐田
清水
G大阪
横浜M
名古屋
鹿島
神戸
京都
FC
東京
東京V
市原
浦和
仙台
札幌
広島
日本人総額
清水
磐田
横浜M
鹿島
名古屋
東京V
京都
神戸
FC
東京
市原
G大阪
仙台
浦和
広島
札幌
日本人平均額
鹿島
磐田
清水
横浜M
神戸
東京V
名古屋
京都
FC
東京
G大阪
市原
札幌
仙台
広島
浦和
外国人依存率
G大阪
神戸
名古屋
札幌
京都
FC
東京
浦和
磐田
仙台
清水
鹿島 市原 東京V 横浜M 広島
(外国人選手不在)

やっぱり下位にコンサドーレサンフレッチェが目立つが、外国人依存率で再びコンサドーレが5位。
ここでもガンバレイソルの順位が似通っているが、特に外国人依存率で1位2位を占めている点に着目したい。
 
 

結論1
(あまり言いたくないけど)コンサドーレサンフレッチェは、
落ちるべくして落ちた。

大半の項目で下位を占めたコンサドーレサンフレッチェ。だがその内情は対照的だった。
DFとMFで外国人依存度が高かったコンサドーレ。これが裏目に出た。シーズン当初に獲得した2人が不調で中途解雇。新たに2名を採用し立て直しを図ったが、計5名の外国人選手を出場させ迷走ぶりを際立たせた。
サンフレッチェは逆に、外国人選手がいないも同然。FWの日本人総額だけは割りと高く、人材がそろっていたが、その他のポジションは日本人だけではいかんともし難かった。
獲得額の低い外国人選手だけを選び、年間収支は黒字になったがチーム成績は散々になったコンサドーレ。反対に若い日本人だけで全体支出を低く抑えた結果、こんなことになってしまったサンフレッチェ。結局どちらも外国人選手の起用がカギをにぎっていた。これってリーグ全体の問題を反映してるといえるのでは?
 
 

結論2
チーム内で日本人選手を育てろ!

一見当たり前のテーマのようだけど、明らかにやってないチームがある。コンサドーレヴェルディヴィッセルだ! ヴィッセルは有名選手を連れてきてチームの顔にする方針のようにも見えるが、他の2チームは何を考えてるんだろう?
ここでガンバレイソルの登場。外国人依存度がリーグでも高く、外国人DFがいなくてFWとMFだけに重点配置、特にMFに年俸1億の選手がいるとこまでそっくり。で、この外国人選手の好不調が、そのままチーム成績にはね返った。レイソルはさらに、日本人FWの平均額が低く、これが得点力低下にもつながった。
ジュビロの優勝は日本人選手の充実の結果だとはよく言われてるが、元から強かったわけじゃない。Jリーグ初参加の94年は前後期とも12チーム中7位、95年は14チームで前期5位・後期9位。その強化の一端を外国人選手が担ったのは間違いない。スキラッチファネンブルグ、それになんといってもドゥンガ。戦術やプロとしてのスピリットなどを日本人選手に伝えたこれらの選手が、現在のジュビロを築いていったはず。
目先の成績だけでなく、数年後のチームづくりまで考えた外国人選手の起用を、各チームのフロントは考えているか。
 
 

結論3
目先の成績を上げるなら、実績ある点取り屋の外国人を獲れ!

とは言っても、かつてのように年俸の高い有名外国人選手を連れて来れるほど、今のJリーグチームは資金はないはず。安い年俸で期待どおりの働きをするコストパフォーマンスの高い外国人選手起用は、どうやったらできるのか?
今年のJ1得点ランク20位まで(7点以上/ゴール数同点がいるので計26人)のうち、外国人選手は14人。そのうち、過去にJリーグ(J2含む)で1シーズン7点以上あげているのは11人。
   マグロン(G大阪)今季22 ウェズレイ(名古屋)20 マルコス(仙台)18
   チェ・ヨンス(市原)16 エメルソン(浦和)15 アマラオ(FC東京)15
   ウィル(横浜M)14※シーズン途中で解雇 トゥット(浦和) ケリー(FC東京)※登録はMF
   エウレル(鹿島)※シーズン途中から入団 エジウソン(柏)※シーズン途中から入団
さらに元ブラジル代表FWのエジムンド(東京V)も16ゴールをあげており、得点力に関して明らかに期待を裏切った外国人選手は、バロン(清水)ファン・ソンホン(柏)ユ・サンチョル(柏)(MF登録)の3人だけといえる。つまりFWにはほとんど当たり外れがない、ということになる。ファンとユが不調だったレイソルは不幸な例外が2人も重なってしまったが、そのカバーのためシーズン途中で呼んだのはかつて所属していたエジウソンだった(しかもチーム得点王になった)。

じゃあどこから連れてくるか? J2だ! マルコスエメルソンアマラオウィルトゥット、ぜんぶ日本でのスタートをJ2で始めた選手だ! J2で好成績をおさめた外国人選手は、間違いなくJ1でも通用する。
しかも安い! J1得点王を獲得しているウィルだけは6,000万と多少高額だが、アマラオが3,500万、他の3人はわずか3,000万の年俸。
これはもう、J2の外国人ストライカーを獲らない手はないでしょ。今季のJ2得点王のマルクス(新潟)、得点ランク2位のアンドラジーニャ(大分)の獲得は難しそうだけど、ずっとチーム得点王だったバルデス(大宮)が退団したぞ。どっか入団させない? ※バルデスはその後、フロンターレが獲得。

ところでさ、アルディージャのフロントってなに考えてるの? シーズン開始前にはレンタル移籍してた星大輔(FC東京)やら外池大亮(横浜M)やらさっさと帰しちまうし(しかも帰った先でけっこう活躍してるんだこの2人)、去年のチーム得点2位だったバレーは手放すし、2000年までいた浮気哲郎トリニータのJ1昇格の原動力になっちまうし、で今度はバルデス解雇? 昇格する気ないの? ※バレーは03、アルディージャ復帰。
 
 

結論4
サンガはJリーグの理想、つーかプチ・ジュビロかもしれない。

シーズン当初の全選手の年俸総額はリーグ11位、日本人選手の年俸平均額は9位。J2から上がってきたばかりだってのに、大した補強もなかったサンガ。今年まさか年間5位になるなんて、誰も予想していなかったんじゃないか?
ところがこれが、けっこう理想のチームづくりをしてるっぽい。今季13得点の黒部光昭は、ジュビロの高原と中山に次ぐ日本人3位のゴール数(なんでこれで日本代表に呼ばれないんだ?)。さらに得点ランキング20位以内には、鈴木慎吾パク・チソンも入っている(ともに7得点)。日本人選手がチーム得点王なのは、ほかにジュビロと、三都主がチームトップのエスパルスと、コンサドーレサンフレッチェだけ(泣)。
黒部はサンガ生え抜き、鈴木はアルビレックスからの新入団。韓国代表のパクとアン・ヒョヨンさえ他チームに所属したことはない(韓国のチームも経験してない!)。選手の過去の所属チームを見てみると、移籍未経験者はパクとアンを入れて15人(うちプロデビュー3人)、フリューゲルスから来て少なくとも4年以上在籍しているのが3人。今年移籍してきた日本人選手もたった3人(しかも全員J2から)だし、意外にこのチーム、選手育成に成功してるんじゃないか?
逆にサンガから他チームへ移籍した選手を見ると、サンガでプロデビューした選手はJ2に9人、J1には1人もいない。また、サンガを途中通過した選手には三浦知良(現・神戸)望月重良(現・神戸)平野孝(現・やっぱり神戸)森保一(現・仙台)岩本輝雄(現・仙台)山田隆裕(現・やっぱり仙台)と、A代表経験者が多い。

これは経済状態による事情とチームフロントの意向の、両方の結果だと思う。00年のJ2降格決定と同時(またはそれ以前)に高額な選手を手放さざるを得なくなり、新たな有力選手の獲得も難しくなった。それまでカズ黒崎久志(現・大宮)などベテラン選手に頼ったチームづくりが、180°方向転換を迫られた。そこで、若手を自前で育成して力をつけた選手だけを残し、なおかつ「ダメだこりゃ」と思った選手はさっさとJ2に移籍させて移籍金を得る、節約型のチーム運営になったようだ(シーズン開始前の選手数はアントラーズに次いでリーグ2番めに少ない)。獲得選手もごく少なく、しかもJ2から安く。ゼリッチの獲得だけは失敗ぽいが。

ほら。自前の選手がちゃんと育ってて、日本人ストライカーもちゃんといて。これで他チームへ選手を供給するようになれば、ホントにジュビロと同じだよ。しかもそれを、ジュビロの3分の2以下の年俸総額でやってるんだ、このチームは。チームの日本人最高年俸がやっと3,000万なんてとこ、コンサドーレサンフレッチェヴェルディしかないんだぞ。すげぇじゃねーかサンガ!! 好成績をあげた後の年俸高騰にどう対処するかが課題だとは思うが。

そして。昔のサンガのようなチーム体制になっているヴィッセルベガルタは、今後どうなるのか。
 
 
 




 
 

J2もちゃんと振り返っておきましょう。トリニータの4年めでの悲願達成、去年は最下位だったヴァンフォーレの健闘、逆に前年の昇格争いから最下位争いへと転落したモンテディオなんかが目につきます。

●J2年間順位
 
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
 
大分
C大阪
新潟
川崎
湘南
大宮
甲府
福岡
鳥栖
水戸
山形
横浜FC
勝点
94
87
82
80
64
59
58
42
41
40
35
35
得失差
+33
+40
+28
+18
+3
+10
-4
-11
-23
-28
-28
-38

そしてこの結果が、たったひとつのデータでほぼ予測できていたんですよ。

■所属選手の平均移籍回数
 
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
 
大分
横浜FC
新潟
水戸
湘南
C大阪
川崎
福岡
大宮
山形
鳥栖
甲府

チーム結成が99年でどうしても移籍選手が多くなる横浜FC、J2でただ1チーム現役A代表選手がいたセレッソは除外すると、大きく予想を裏切ったのはヴァンフォーレホーリーホックだけ。特にモンテディオの不調が大当たりなんてのはホントびっくし。
ホーリーホックは今年のJ2得点王になったマルクスをシーズン途中で放出した(→新潟)*などの事情もあるが、ヴァンフォーレの好調は説明がつかない。どうしてだろう? まぁいいか、カネに関することでぜんぶ決まっちまったら逆にヤだし(もしやプリンセステンコーのイリュージョン?)。
※すいません、ホーリーホックにいたマルクスとアルビレックスのマルクスは別人でした。ごめんなさい。
 
 

ちょっとおもしろいのが、J2の順位は昇格争い組(今年は1〜4位)、中位組(5〜7位)、下位争い組(8〜12位)の3グループに、勝点差でほぼ10以上、毎年きっちり分かれる点。これはJ1にはない現象。

●1999年J2順位
 
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
   
 
川崎
FC東京
大分
新潟
札幌
大宮
山形
鳥栖
仙台
甲府
   
勝点
73
64
63
58
55
51
48
37
31
18
   
得失差
+35
+16
+20
+6
+19
+3
-6
-12
-28
-53
J2初年度は、1〜3位、4〜7位、8〜10位の3グループに一応分かれそうだが、それよりもヴァンフォーレの離され具合が目につく。

●2000年J2順位
 
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
 
 
札幌
浦和
大分
大宮
仙台
鳥栖
新潟
湘南
水戸
山形
甲府
 
勝点
94
82
81
68
55
48
46
43
43
33
18
 
得失差
+49
+42
+42
+6
-9
-11
-9
-12
-24
-21
-53
この年は1〜3位、4〜9位、10&11位と分かれるか。4位のアルディージャは上位グループに入れてもよさそうだが、昇格争いに加われなかったので中位のほうがふさわしいかと。そして、やっぱりポツンとヴァンフォーレが(泣)。

●2001年J2順位
 
1位
2位
3位
4位
5位
6位
7位
8位
9位
10位
11位
12位
 
京都
仙台
山形
新潟
大宮
大分
川崎
湘南
横浜FC
鳥栖
水戸
甲府
勝点
84
83
80
78
78
78
60
60
43
32
25
25
得失差
+31
+22
+22
+32
+30
+23
+9
+3
-23
-37
-52
-60
最終節にはベガルタモンテディオトリニータの3チームに2位になるチャンスがあった、昇格争い激戦の年。1〜6位、7&8位、9〜12位にはっきり分かれる。ヴァンフォーレは3年連続の最下位(泣々)。
 

3グループの顔ぶれは毎年少しずつ変わるが、年によって昇格争いから最下位争いまでするモンテディオ、J2初年度のブービーから昇格まで駆け昇ったベガルタを除いて、必ず隣り合った2グループのどちらかに入っている。J2を2年以上経験したチームで見ると、
   下位固定チーム・・・ホーリーホック横浜FC
   下位〜中位チーム・・・ヴァンフォーレサガン
   中位安定チーム・・・ベルマーレ
   中位〜上位チーム・・・コンサドーレアルディージャフロンターレアルビレックス
   上位安定チーム・・・トリニータ
チーム強化が成功してこのオーダーから抜け出すようなところが現れてほしいとこだが。今年のヴァンフォーレの成績は、ひょっとしたら来年の大化けへの布石か???